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アレルギーを引き起こす代表的なカビの種類

カビによってアレルギーを引き起すことがあります。また、カビはダニのエサとなりますので、
ダニが繁殖することにより間接的にダニアレルギーを引き起します。

アレルギーを引き起こす代表的なカビ
クラドスポリウム クロカビまたはクロカワカビとも呼ばれています。住宅の様々な場所に繁殖する 黒色のカビで、胞子が舞いやすく乾燥に強いカビです。
アルテルナリア ススカビと呼ばれています。俗名のようにスス状に生育するカビ。 浴室のカーテンや浴室用のプラスチックの椅子の裏側などに繁殖しています。 結露を起こしやすいクーラーのプラスチック面にもよく見られるため、 その胞子が撒き散らかされて、ぜんそくの原因となります。
オ―レオバシディウム 黒色酵母と呼ばれているように、酵母と間違えられるカビです。 風呂場や水回りのように湿気の多いところを好んで発生るるカビで、 ヌメリを起こしたりします。 アルコール耐性が高く過敏性肺炎の原因菌となっています。 しかし、オ―レオバシディウム・ブルランスの培養液は食品添加物として 登録されており、増粘安定剤として利用されています。
トリコデルマ ツチアオカビとも呼ばれ、5℃くらいの低温でもきわめて速く 発育するカビです。木材の繊維のセルロースを分解する力が強く シイタケなどのキノコ栽培に被害をよくもたらします。 小児ぜんそくの原因菌にもなっています。
アスペルギルス コウジカビとも呼ばれ味噌や臭湯の製造に利用されています。 高温性のアスペルギルス・フミダスは肺アスペルギルス症の主原因菌。
クリプトコッカス ハトやインコなどの鳥のフンの中で増殖し、乾燥後空気中に飛散したものを 吸い込んで、夏型過敏性肺臓炎を引き起こします。
トリコスポンロン 毛芽胞菌とも呼ばれ自然界に広く分布しています。 吸い込んでアレルギー反応を起こし、 その結果肺炎となるのが夏型過敏性肺炎です。 その主な原因菌のトロコスポロンアサヒは酵母様真菌で、日本人によって発見されました。 夏型過敏性肺炎の症状は5〜10月の間だけが現れることが多く、エアコンが 原因となっていることが多いです。 軽い風邪のような症状から始まりますが、 夏型過敏性肺炎を疑われるときは、 血液検査により抗体の有無で検査が可能です。




カビ毒を産生する代表的なカビの種類

カビ毒はすべてのカビが産生するわけではありませんが、低分子で熱に強いため
調理によって除去するのが難しいので注意が必要です。

カビ毒を産生する代表的なカビ
アスペルギルス アフラトキシンというカビ毒を産生します。天然物の中で最も強力な 発がん性物質であると言われています。ピーナッツ、トウモロコシ、ピスタチオ などの農作物が土壌から汚染され貯蔵中に増殖して問題となることが多く、 大量に摂取すると食中毒をおこします。少しずつ長期間にわたって摂取した場合には、 肝臓がんを引き起こします。
ペニシリウム アオカビと呼ばれていて、抗生物質のペニシリンを生産するカビとして有名です。 しかし、産生するカビ毒により、肝硬変を引き起こしたり、肝臓がん、腎臓がんをも 引き起こします。また、りんごジュース中から検出されるパツリンというカビ毒では 子供や乳幼児に対する健康被害を考慮して、日本でも2004年にりんごジュース中の 基準値を50μg/sと定めています。
フザリウム アカカビとも呼ばれていて、麦のアカカビ病のように植物に寄生して 毒素を産生します。食中毒症状のほか慢性毒性として強い免疫毒性を示しています。 また、このカビによる毒素で、トウモロコシの加工品から検出されるフモニシンは 胎児の神経管閉鎖障害を引き起こすことが報告されています。



感染症となる代表的なカビの種類

手術後の人や高齢者、薬や病気により免疫機能が衰えている人は、侵入したカビが体内で増殖して
感染症を引き起こすので高齢化社会である現在、今後の衛生管理が課題となっています。

感染症となる代表的なカビ
トリコフィートン 水虫、シラクモ、タムシ、爪白癬症の主原因菌。
カンジタ アルビカンス カンジタ症を引き起こす原因菌。人に普通に生息している菌で多くの場合は 何の影響もないのですが、体調が悪いときなどに病変をおこす日和見感染をします。
アスペルギルス アスペルギルス症という気管支肺炎や肺膿症の症状を引き起こします。
フザリウム 角膜真菌症の原因菌。



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